雪の英彦山

HouHou-ShuHou!第6回

寒波がやってきて、北九州にも雪がつもりましたよ。ソリとスノーシューを持って、英彦山に突撃!

英彦山は「ひでひこやま」ではなく、「ひこさん」と読みます(試験にでるよ!)福岡県田川郡添田町と大分県中津市山国町にまたがる標高1,199mの山で「日本三大修験山」のひとつでもあり、山頂には上宮があります。HouHouからは、車で1時間ちょっとのところにあって、初心者から熟達者までいろんなコースで楽しめるので、ついついお客様にオススメしちゃう山でもあります。わたしにとっては、くじゅうが「陽」のイメージなら英彦山は「陰」のイメージ。雨がしとしと降る日に歩くのも、味があっていいんですよね。

遠方にお住まいの方にはピンとこないかもしれませんが、北九州市は日本海側に面していることもあってか、比較的雪がつもりやすい。関東出身の私データによると、東京よりよっぽどつもります。とはいえ、雪が降ること自体が少ないですけどね。その中でも英彦山は雪がどかっと積もりやすい印象。天気予報に雪マークがつくと、英彦山駐車場のライブカメラを凝視して、突撃のチャンスをうかがっております。

いつもの遊び仲間ゆーこさんにピックアップしてもらって英彦山を目指すものの、山に向かう途中の道は凍結してることもあり、ノーマルタイヤの車がのろのろと危なっかしい運転。いつもなら10分くらいでぬけられる道も、倍以上かかります。田んぼに落ちてしまった横転した車もありました。おーこわ。車の中では「それで、今日どうする?」と会議がはじまる。そうです、雪の英彦山を目指しているもののノープラン。寒い日の英彦山といえば、四王寺の滝といって寒い季節にのみ現れる幻の滝があるんです。そう、つららの滝。氷瀑です。けどなー、もう何回も見たし、山頂を目指す気にもならないし…ということで、我らが出した結論は「人がいないところでソリして遊ぼう!」山登りをはじめたばっかりの時だったら、こんな選択絶対しなかったと思うのですが、英彦山自体も雪の英彦山も散々のぼりましたので、たまには味変です。

 車が標高600mほどの別所駐車場に近づくと、一面の雪景色。車窓からの眺めでもう満足してしまいそうなくらい!ここまでくると流石にノーマルタイヤの人はいません。そりゃそうだ。これ、もう雪国だもの。私ではびびってしまって到底辿り着けそうもないような道を、ぶんぶんと軽バンで登っていく姐御。頼りになります。

 これ、帰りは動けるんかいな?と心配になるくらいの積雪がある駐車場に車を止めて、歩き出す。パッフパフの雪は、スノーシューを履いても沈んでしまうほど。膝上くらいの深さがあります。きゃはー、これこれ。雪に映される木々の影がうつくしい。なんてうっとりするのも束の間、雪合戦を初めてしまう我ら。雪に飢えすぎている反動で、ついついはしゃいでしまうんですよねー。きゃっきゃきゃっきゃと、楽しい声が止まりません。

 最高の雪遊びが確約された景色に、ぎゃー!と歓声をあげてしまう。斜面にはふっかふかに雪が積もっていて、ソリで滑ろうとしても沈んでしまって全く前にすすまない…仕方ない、午前中はソリコース作りに没頭します。先行していたマイクさんが雪板でつけた滑走跡をスノーシューで踏み固め、ヒップソリを使って除雪し、試しに滑ってさらに固める。そのくりかえし。たまに雪板で遊ばせてもらったりしつつも、ひたすらにコースをつくる。歩いて転んでは笑い、深雪に埋まっては笑い、滑っては笑い。とにかく笑いがとまらない。あ、雪板は、乗れたもののへたっぴでした・・・ギャーギャーいいながら滑り、もちろんすっ転んでは大笑い。笑い袋くらい笑い続ける我ら。

 がんばった成果が発揮され、午後にはりっぱなソリコースができあがり、ジャンプ台まで併設されましたよ。ボブスレー並みの速度が出て、迫力満点の良いコース。滑った後は、こんな顔になります。

お昼休憩以外は一つも休まずに遊び続けて、足はへろへろ。笑い袋の電池だけは切れず、最後までゲラゲラと笑い続けた1日でした。

もう一回、雪ふらないかなぁ。降ったら、次はどこに遊びに行こうかなぁなんて、すでに次回の遊びで頭がいっぱいです。本日2月11日は、HouHouあけてます。お店の前ではPONIPANあこちゃんのおやつ販売もありますよー!遊びに来てください。

それでは、また来週。ばいばいホウホーウ!

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この記事を書いた人

HouHou喫茶コーナーおよびお留守番担当

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