HouHou-ShuHou!第24回
こんにちはー。梅雨があっという間に駆け抜けていって、夏に突入してしまったのでは?というようなお天気ですね。店主ゆうすけは「もう、梅雨は明けた。気象庁は明けたと宣言しきらんやろうけ、俺が明けたと言ってやる」と、勝手に梅雨を終わらせています。だって、33度て!熱中症アラートて!!ねぇ。みなさん、しっかりと水分、休息をとって、心、体ともに健やかでいましょうね。
最近、お休みのたびに雨予報で、なかなか外で遊べていなかったわたしたち。月曜、天気予報は午前中まで晴れマークがついてる!遊びたい!!時間が限られている中でさくっと遊ぶには、そう、オリエンテーリングがぴったり。ということで、HouHouで新しく地図を取り扱うことになった「頓田貯水池」のオリエンテーリングコースを調査しにいってきました。
現在HouHouでは、北九州市オリエンテーリング協会より委託を受け、福岡県オリエンテーリングパーマネントコースの地図を販売しております。
・北九州市小倉北区 足立公園
・北九州市若松区 頓田貯水池
どちらのコースも簡単にご案内してみましょう。
まず、小倉北区足立公園。
「九州百名山地図帳」にも掲載されている「足立山」の山麓に整備されているこのコース。ここは、緑が本当に美しい。1年中どの季節もお散歩するのに最適なんです。そんな安全で楽しい森を中心に、8km程度の距離で10ポストまわります。こちらは「なびたび」というスマホアプリを使うと、より楽しめます。詳しい使い方は、お店でご案内しますね。初心者にとっては、すこーし難しく感じる箇所もあるかもしれませんが、ものすごくバランスの良いコースなので、ぜひチャレンジしてみてほしいです。心配な方は、二人組で回ってもいいかもね。
つぎに、若松区頓田貯水池。
「頓田貯水池」という場所は知らないという方も、若松グリーンパークと聞けばピンとくるのではないでしょうか。グリーンパークすぐ横の、玄海青年の家をスタート地点に、広さ91ヘクタール、水量915万立方メートル、北九州市の飲料水の大半を賄う貯水池の周りをぐるりとまわります。その光景は、中国の西湖に似ているとか。こちらも約8km10ポストです。
12時、ゆうすけが先にスタート。5分後に、わたくしがスタートです。13時からの雨マークにひっかからないよう、なるべく早く帰ってきたいところ。それにしても風が強く、池の周りを歩く時には帽子やサングラスをしっかりと抑えていないと飛んでいってしまいそう!こんな時に、山と道のオンリーフードがあればよかったのですが、オリエン装備で来てしまった為に、YamadapacsのFunnyPac(私のオリエン用バッグ)の中には、水しかありません。そのうえ、気温も湿度も高くて、夕立前のあのムンムンした空気感です。とてもじゃないけど、走れない!いや、すみません、初めから走る気はありませんでした。


猫がたくさんお昼寝していて、気を取られていると重大なタイムロスにつながるので注意が必要です。

難易度的には初心者向きなので、1時間半から2時間歩ける足があれば難なく回れるのではないでしょうか。まったく走らない私の足で1時間45分でした。陽を遮るものがないエリアを歩く区間が長いので、これからの季節は熱中症対策が必要です。お水をたくさん飲んでね。お手洗いは途中3箇所あったので、安心です。
ただいまー!と車に戻り、靴を履き替え、車に乗り込んだ瞬間雨がポツポツ。ギリギリセーーーーフ!と笑い合っていると、突然の豪雨。ひえー、あぶないところでした。真面目に回ってよかったぁ。汗だく、砂まみれになった我々は、車で10分ほどの温浴施設「おとぎの杜」を目指します。というか、もしかしたらこっちがメインだったのかも?どちらにせよ、このコース取りは最高最強です。みなさまも、お試しください。
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火曜日は、晴れ!予想気温が高めなので、低山を諦めてくじゅうを目指します。お正月に行って以来、半年ぶり。
ミヤマキリシマにそれほど執着がない私たちは、牧ノ戸峠から星生山ー天狗ヶ城ー中岳ー久住山ー扇ヶ鼻をまわる「さっさ歩くけど、休憩はのんびりする」ハイキングを計画。平日にもかかわらず大曲の駐車場近辺は路上駐車で溢れていました。みんな、ミヤマキリシマをめざして、三俣山へ行ったのかな。
9時に牧ノ戸につくと、駐車場は空あり。それもそのはず、大曲を過ぎたあたりからガスにつつまれて、牧ノ戸周辺はまっしろけ。暑さを逃れてやってきたくじゅうだけど、なんならちょっと寒い。半袖短パン装備の店主ゆうすけ、涙目。しかたなく、レインの上下を着込んで凌ぐことに。ゆっくり牧ノ戸スタートのお楽しみは、売店で買う「いきなり団子」塩気がきいていて、もちもちおいしいのです。

いつもなら由布岳が見える第一展望台は、真っ白。阿蘇が見えるはずの第二展望台も、真っ白。その上、昨日よっぽどたくさんの雨が降ったのでしょう、足元はどろどろグチャグチャのチョコレートフォンデュ状態…登り始めたばっかりなのに「もう、大曲に下山したい」といいはじめる店主。
沓掛山を過ぎたあたりからガスがきれ始め、左手にはピンクに彩られた星生山が現れました。やったー!ピンクが添えられた山々は愛らしく、美しく、空の青さをともに引き立てあって、最高の景色です。ミヤマキリシマ、そんなに興味ないとかいってごめん。君、めっちゃ美しいよありがとう。

星生山に登る途中にくるりと振り返ると、扇ケ鼻の方までピンクが。

星生山からくじゅう別れを越え、天狗ヶ城。ここのピークを踏むのも久しぶり。稜線上はとにかく爆風。飛ばされそうな様子を体現してみました。

前日の雨がよっぽど多かったのか、御池は満水。池の淵は歩けません。

ぐるりとまわって最後に扇ヶ鼻に立ち寄ると、歩いてきたところをぜーんぶ眺められるのがいいですよね。

あ、そういえば久住山は急に面倒になってスキップしたんですけどね。この、どーんとひろがる景色、写真じゃ伝わらないんですよねぇ。牧ノ戸峠からなら、往復4時間もあればピストンできる扇ヶ鼻。初心者さんとのハイキングにもおすすめです。

そうそう、Instagramにレイヤリング紹介を載せているので、ご興味ある人は見てくださいね。風が強い中でのハイキングだったので、山と道のストレッチメッシュキャップの良さが、めちゃめちゃ沁みました。アルプス遠征にもおすすめです!

下山後、行きつけのお風呂に直行すると、なんと・・・お休み。えー、なんで!今まで年中無休だったのに、我々のオアシスよ。そんな時は、新規開拓のチャーンス。ということで、お風呂は「二匹の鬼」へ。こちら、立ち寄りでは家族風呂か露天風呂を選べます。時間的に家族風呂は終わっていたため、露天風呂を使わせていただくことに。なんと、料金200円。そうです、値段から察することのできるように、シャワーやカランはありません。浴槽にドボドボと流れ込む湯は、源泉かけながし。視界は空と、森森の緑だけ。貸切だったため、浴槽の淵に頭をのせて、お湯にぷかーーんと浮いてみる。あぁ、一体感。しかし、直射日光が、全く焼けていない肌に刺さってくる!いたい!やっぱり、もう、夏みたいです。二匹の鬼、野湯がお好きな方におすすめいたします。
そして、ゆうすけにとっての本来の目的!レストラン青山へ向かう。と、こちらもお休みでした。魔の火曜日…とはいえ、うちも火曜に休んで遊んでいるわけですから、そーゆーもんですな。ごはんも新規開拓で、友人から教えてもらっていた中津のトンカツ屋さんへ。ゆうすけは、ジャンボロースカツ。わたくしはチキンカツをいただきました。デミグラスソースが好きな人におすすめなので、気になる方はお店で聞いてくださいね。
それでは、今週はこの辺で。週末は新田あいちゃんと、Yadokariミホさんに会いに来てくださいね。待ってまーす。バイバイホウホーウ!!!