HouHou-ShuHou!第79号
日曜日は、恒例の(と、言えるくらいには重ねてきました!)おさんぽ登山。7月のお山は「三日月山・立花山」です。低い!満足!森林浴!と、地元のボランティア作のMAPに書いてあるのですが、本当にそのとおり。
福岡県東区と糟屋郡新宮・久山町の境に位置しており、標高は367m(立花山)と控えめながらも、山頂からは海側の景色が一望できて爽快感が味わえます。何より、森が豊かなことが特徴で、大きなクスノキがたくさん。店主ゆうすけも、わたくしも共に大好きなお山で、遠くから遊びに来た人を案内したくなっちゃうような名低山。1月にはyamadapacks山田さんと、3月にはTORAYA EQUIPMENTとしちゃんと歩きました。


みんなで歩くのももちろんいいのですが、逆に!ひとりで歩くのにも最適なしみじみいい山なんです。道の歩きやすさは、幼稚園児も遠足で登ることができるレベルで安心感もあります。なかなかひとり登山デビューできないんだけど、してみたい気持ちはあるんよねぇという方、ぜひこちら立花山および三日月山をご検討ください。
朝7時、三日月山霊園の駐車場に集合すると、駐車場は9時にならないと開かないという事実。ぎゃー!みなさんに助けてもらって、なんとか無事に集合しました。この時点で、何にもしなくても汗ばむくらいの気温。こんなに暑いなんてー!でも、今日は森歩きですからね。日差しは防げますよ。直登ルートを避けてゆっくりゆっくり歩けば、汗もそこまでひどくないはずです。初めましての方も、繰り返し参加してくださっている方も、お話ししながらホテホテ歩いて約30分。ひとつめのピーク三日月山に到着です。

ここからは福岡空港へ向かう飛行機がたくさん見えます。時期によっては、無線を聞きながら飛行機観察をしているマニアの方に遭遇することもありますよ。

何も遮るものがない三日月山では長居をせず、水分補給をしたら立花山へ向かいます。この縦走路が、気持ちいいー!

「縦走路」と聞くと、視界の開けた稜線歩きをイメージするかもしれませんが、こちらは日光を避けて森林浴を楽しみながらの平らな道歩き。好きで山を歩きに来てるのに、平らな道が嬉しいのって何故なんでしょう?


分岐を、山頂方面へ。ここには門のように対になって伸びるクスノキがあります。ついつい「おじゃましまーす」と言いたくなってしまうような、優しい雰囲気の門構えです。そして!そのすぐ先にあるクスノキがわたくしの推しクスノキ。今回は写真に撮っていませんでしたが、広く伸びた根っこや斜めに伸びる立派な幹の包容力が、たーいへん魅力的なんです。推しクスノキってなんやねん!と思いましたか?行ったらわかる。見たらわかるから、絶対。ご挨拶せずにはいられない、そんな存在感です。

推しクスノキを過ぎると、ちょっとの間「がんばりゾーン」が訪れますが、安心してください。あと10分もあれば山頂です。よく、「山での”あとちょっと”を信じるな」と言いますが、ここは信じて大丈夫。本当にあとちょっとです。

とっても平らで、フォークダンスでも踊れそうな広さの山頂は、その昔、立花城があったとされています。「筑前の要塞」と言われていたそうで、今でも当時の石垣が数ヶ所に残っていますよ。歴史好きの方は探してみてくださいね。




本日のメインイベントは「立花山の大クス」森の巨人たち100選にも選ばれています。山頂から10分もあれば辿り着きます。

幹周は8m近くあり、樹高30m、樹齢は少なくとも300年と推定されるこのお方。江戸の中期くらいからこの場所にいらっしゃるのですね。300年前といえば、だいたい暴れん坊将軍がブイブイ言わせていた頃でしょうか。

わたくしはこのお隣の幹に寄りかかって静かに目を閉じるのが好きです。森の一部みたいになったような気がして、1時間でも2時間でもいられそう。(蚊がいなければね)
ここから三日月山方面へトラバースする道も、すごく気持ちがいいんですよ。ちょっと今回、立花山への愛が深過ぎて押しが強い感じがありますけどご容赦くださいね。だって、好きなんだもん。三日月山霊園にくだる手前に、蝉の抜け殻がありました。夏ですねー


そうそう、この暑さということもあって15名中5名はヒップバッグを使っていました。背中にザックがないだけで、ずいぶん涼しく感じますよね。店主ゆうすけもLITEWAYのHIP PACKを使っていました。こちら、再入荷しておりますので気になる方はお早めにどうぞ。
来月はどこを歩こうかな。暑さもピークを迎える頃だし。ということで、8月のおさんぽ登山は「朝駆け」を予定しています。
朝駆けとは、こちらの記事をご覧ください。

この朝駆けおさんぽ登山に関しては「おさんぽ」の域をはみ出してしまいますので、8月のおさんぽ登山は申込制にしようと思っています。必須アイテムはヘッドライト。それ以外にもご用意いただくもの、知っておいていただきたいことがありますので、一度詳しく話を聞いてみたい方はお店まで来ていただけると助かります。DMでお伝えするのにも限度がありますので、よろしくお願いします。
先日の店休日、我々2人でひさしぶりに朝駆けしてきました。おやすみとはいえ、たくさんやらなくてはいけないことが押し寄せている今、朝にサクサクっとあるいて充実感と共に下山できる朝駆けは、ちょうどいい感じにハマります。

車が駐車場に到着する頃には、小雨ポツポツ。3時50分スタート。向こうの空がうっすらと明るいのが見えますが、まだまだ視界は真っ暗です。稜線にあがると爆風。おズボンがなびいて真空パックのようになり、脚の形がくっきりと見えるほどです。風に顔を向けると、息ができないシーンも。風速10−15m/sくらいありそうです。

四方台分岐から、貫山まであとちょっと。慣れた道でも、ふとした瞬間に「あれ?道、あってる??」となるのが、真っ暗闇の朝駆け登山です。
山頂に着くと、ガッスガス。分厚い雲がかかっているし、我々は完全にキリに包まれました。が、みてください!海が光っているの。



シャッターを切るゆうすけの方を振り返ると、福智山方面の空もピンク!

わたくし、お座布団を忘れましてkuju MAP風呂敷の上に座っております。これがあるとないとでは、お尻に伝わる冷たさが全然違います。「そんなのもったいない!!」という声も聞こえてきそうですが、道具は使ってナンボ!です。

写真で伝わらないのは、音。暴風吹き荒れる音はもちろんですが、鳥や蝉の声。そして、草木のサラサラゆれる音。暗い世界だからこそ、いつもよりも深く味わえるのが「音」なんじゃないかな。



その日、その時、その場所で違う、お空のショー。人生変わるかもしれません。おすすめです。
さて、明るくなったので下山しましょう。ヘッドライトはもう必要ありません。地球は回っているんだね。



この強風でも飛んでいかない、山と道のtretch Mesh Capはスゴイ!暑くても頭が蒸れにくいし、ツバがいい感じに風を逃がしてくれるので、ふとした強風も怖くない!(オンリーフードを被ればさらに安心)帽子がストレスになっている方、ぜひ一度おためしください。ハットもいいよ。


季節柄、やぶが深いところもありますので、長袖長ズボンがおすすめです。また、暗くて足を置くところが見えにくい=滑るリスクが高まる ので、山歩き用の靴を履くことが望ましいですね。おさんぽ登山に関係なく、朝駆けに挑戦してみたい方は、いつでも相談してください。
下山後は、北九州名物「どぎどぎうどん」を食べに行きました。なんせ、下界に降りてもまだ7時。どぎどぎ(どきどき)うどんとは、北九州のローカルフードで、早い店で朝5時から営業しています。どぎどぎ・どきどきは商標登録の関係で特定の店以外使えないようですが、いわゆる肉うどん。「資さんうどん」などの肉うどんとはまた違うものなんです。戦後まもなくの頃、小倉の食肉センター周辺で廃棄されがちだった牛のほほ肉などを活用して煮込んだのがルーツとされていて、見た目や名前ほど脂っこくなく、朝ごはんでもスイスイ入っちゃいます。テーブルに置かれた生姜をドカっと入れるのがポイントです。写真は、撮るの忘れました。お店の構えだけこちらは7時に開店する、小倉南区の人気店です。

遠方からお越しの方には、ぜひこのコンボを決めていただき「北九州を満喫したなー」とお帰りいただきたいところです。

さてさて。小出しにしてきた例のアレ情報。そろそろみなさまにも正式にお知らせする日が近づいてきました。工事もだいぶ進みまして、来週あたりからはわたくしたちも、実際に手を動かしてアレコレはじめます。ドキドキ。

それでは今週はこの辺で。バイバイホウホーウ!

