HouHou-ShuHou!第67号
ひとりでのんびりと、JR日田彦山線の採銅所駅から皿倉山山頂まで歩きました。

このコースは八幡山岳会の主催するカントリーレースで使用するものとほぼ同じ。わたくしはこれまでに、こちらのレースに「歩きの部」で5回参加したことがあり、最速記録は6時間51分。去年・おととしと出場叶わず、2年も間が空いてしまいました。

稜線歩き、森歩きと、飽きずに歩けるとっても気持ちのいいコースなので、一度制限時間を設けずにゆーっくりと楽しみたいわぁと思いながらも、アップダウンの激しいなかなかキツいコースなために、ついつい後回しにしたまま実行に至らず。
カントリーレースのコースデータはこんなかんじ
牛斬山登山口(スタート)→牛斬山コル→福智山→尺岳平→市ノ瀬峠→皿倉平(ゴール)
距離約24km 累積標高約+1500m/−1150m
これにプラスして採銅所駅ー登山口/牛斬山コル-牛斬山頂/尺平ー尺岳山頂/皿倉平ー皿倉山頂なので、総距離は約25kmってとこでしょうか。
どうしても出発が9時になってしまうので、しっかり装備を整えて日没前18時に皿倉山頂着の予定。行動時間9時間の途中でお昼しっかり休憩もとります。となると「ゆっくり」といえども、まぁまぁの早めペースで歩かなければいけません。気温は20℃程度ですが、湿度が高く、運動強度も高めなので、汗だく覚悟の装備です。

せっかくなので、ウェアや持ち物の紹介してみます。ご興味のない方は、どーんと飛ばしてください。
◎ベースレイヤー Chemical B Pocket T-shirt
◎ウィンドシェルとして UL Shirt
◎パンツ 5-Pocket Wide Pants
◎帽子 Stretch Mesh Cap
長く歩き続けることを考えた時、自然と山と道の製品を選んでいます。(HouHouの在庫状況はこちらからご確認いただけます)
◎保温着
BROWN by 2-tacs ブラウンバイツータックス / B34-PA002 “ALPHA hoodie“
下山後、小倉の街で一杯飲んで帰ろうと思っているので、気分が上がるコチラ。エネルギー不足になった時に体温が下がりやすいので、しっかりとあたたかくて、頭まですっぽり覆えるフードがついているので安心です。
◎靴下
YAMAtune ヤマチューン/ハイカーズアーチソックスクォーターTabi
◎靴
topo トポ / TRAVERSE – Women
◎バックパック
atelier blue bottle PAC-Lite
◎その他
山と道/Only Hood
山と道/Alpha vest
山と道/UL All-weather Hoody
atelierbluebottle アトリエブルーボトル / 10年 記念手ぬぐい
8時半、採銅所駅を出発して牛斬山を目指します。スタート早々なかなかの登りなので、まだちょっと肌寒いけどシャツは羽織らずにTシャツで歩きます。コツコツと沢ルートを上り続け、コルに出たところで肌は全体的にじっとりと汗ばみ、首にはタラリと一筋の汗。Chemical B Pocket T-shirtはサラリとベタつかず、滲んだ汗もすぐに乾いていきます。汗冷えの心配をする暇がない!わたくしはそれほど汗っかきではありませんが、この早さで乾くなら真夏の強い味方になるのではないでしょうか。

稜線に上がってしまえば、気持ちのいい縦走路!カントリーレースに携わる皆様が整備に入ってくださったおかげで、とても気持ちよく歩けます。




ひとりで歩いていると、鳥たちは全く警戒せずに近くでさえずっています。かわいくてつい聴き入ってしまいますが、ところどころ不安になるんですよ、野生動物の気配。そんな時は、笛をピッピと2回ほど吹いて「いるよー、わたし、いるよー」とアピールします。このホイッスル、マダニピッカーも兼ねています。
LITEWAY ライトウェイ / TRINKET WHISTLE

前半の強烈なアップダウンを乗り切って、福智山山頂!いつもどおりの爆風にて、そそくさと荒宿荘におります。


ざざっともちもの紹介。ガスは持って行かずに、山専ボトルでカップラーメンをつくりました。行動食はマナバー2つとラムネ。飲み水として1.2ℓ。大きい方の水筒はヒューマニードを溶かしてあります。総カロリー量に不安があったので、出発前にカロリーの高そうなジュースをひとつ、お守りがわりに買いました。11月に怪我をした膝と股関節が不安なので、トレッキングポールを持って行きました。夕方以降に雨予報が出ていたので、折り畳み傘も。(傘はなくてもよかったけど、下山後に街をウロウロする可能性があったので)
水が足りなくなった時のために、浄水器も準備しました。荒宿荘のちかくに「たぬき水」という水場があります。凍っていない限り、わりと水量が安定しています(今回は使用しませんでした)

「いつも袋」の中にはエマージェンシーシート、ヘッドライト、ココヘリ発信機、充電器、ファーストエイドキットが入ってます。袋に入れておくことで、忘れ物が減りました。
食べ物全般やカトラリー、ティッシュ類はGRANITE GEAR/エアジップサック S 12Lにまとめています。がばっと開けられて中が一覧できるのが便利。 あと、体温を下げないために大事なもちもの、おざぶとん!EVERNEW エバニュー / 深山座布団も。ひとりで歩く分「もしも」の準備は念入りにしました。わたしに起こる可能性の高い「もしも」は捻挫・エネルギー不足による低体温ですね。写真には写っていませんが、オクタのスカーフも持って行きました。juuniの超撥水加工風呂敷と組み合わせれば、暖かさをつくれると思います。
道具紹介、おしまい。お昼ご飯を食べて、ここからは気持ちの良い森歩き。足元をしっかりみながら、るんるん気分で歩きますよー とはいえ、この時点でまだ距離半分も来てない!


お昼休憩後、少し寒さを感じたので保温着を着たまま歩きます。かわいいでしょー!お気に入りを着ることで気分あげあげです。しかも、このフーディがふわふわで気持ちが良いんです。フワフワは、安心感を与えてくれるので、ひとりぼっちを心強くするアイテムだなって思いました。





これまで進んできた距離よりも、これから歩く距離が短くなって来ましたよー。この時点で15時をすぎました。焦らずに歩くために、暗くなった時、行動不能になった時のシミュレーションをしながら歩きます。逆順で歩くのもいいのですが、この進行方向の方が後半にエスケープポイントが多くなるので、少しでも安心感を増やすために牛斬山→皿倉山にしました。ちなみに、この日は月曜日。お天気があまりよくないこともあってか、すれ違った人間はたった1人でした。


計画的座り休憩。行動食をお腹に入れて、最後の一踏ん張りに挑みます。ここまで来たらペースが落ちたとしても3時間あれば山頂に着けるはず。日没に間に合いそうでホッとする。15時半を回ったので、念の為すぐ取れるところにヘッドライトを準備しておきます。日没は18:45ですが、森の中は暗くなるの早いからね。暗くなってから転んで行動不能なんてことは、なにがあっても避けたい。17時に市ノ瀬峠のつもりでしたが、ちょっと遅れています。電波が入りそうなところで、念のために家族に進捗報告。

17時15分頃、市ノ瀬峠到着。すこし雨が降っていますが、森の中にふたたび入るのでレインウェアは着ずに進みます。あとちょっとだー!さすがに肌寒くなって来ましたが、ここからは最後の登りなので、シャツは羽織らずガンガン進みます。
目標より10分ほど遅れて、皿倉山頂にとうちゃくしましたー!ホッ


今回、はじめて1人で20km以上の道のりを歩いてみました。近場で冒険気分を味わうのに、もってこいのコース。テント泊装備を担いで、荒宿荘で1泊するのもいいですよねー。今度はそれに挑戦してみようかな。

それでは今週はこの辺で。バイバイホウホーウ!

